7.10. コンパイラーおよび開発ツール
jmc-core
および owasp-java-encoder
がテクノロジープレビューとして利用可能
RHEL 9 は、AMD および Intel 64 ビットアーキテクチャー用のテクノロジープレビューとして、jmc-core
および owasp-java-encoder
パッケージとともに配布されます。
jmc-core
は、Java Development Kit (JDK) Mission Control のコア API を提供するライブラリーです。これには、JDK Flight Recording ファイルの解析および書き込み用のライブラリーや、Java Discovery Protocol (JDP) による Java Virtual Machine (JVM) 検出のライブラリーが含まれます。
owasp-java-encoder
パッケージは、Java の高パフォーマンスな低オーバーヘッドコンテキストエンコーダーのコレクションを提供します。
RHEL 9.2 以降、jmc-core
および owasp-java-encoder
は CodeReady Linux Builder (CRB) リポジトリーで使用できるため、明示的に有効にする必要があることに注意してください。詳細は、CodeReady Linux Builder 内でコンテンツを有効にして利用する方法 を参照してください。
libabigail
: 柔軟な配列変換の警告抑制がテクノロジープレビューとして利用可能になる
この更新により、バイナリーを比較するときに、次の抑制仕様を使用して、真のフレキシブル配列に変換された偽のフレキシブル配列に関連する警告を抑制できます。
[suppress_type] type_kind = struct has_size_change = true has_strict_flexible_array_data_member_conversion = true
Jira:RHEL-16629[1]