9.7. カーネル
python-drgn
がテクノロジープレビューとして利用可能になる
python-drgn
パッケージは、プログラマビリティーを重視した高度なデバッグユーティリティーを提供します。Python コマンドラインインターフェイスを使用して、ライブカーネルとカーネルダンプの両方をデバッグできます。さらに、python-drgn
は、デバッグタスクを自動化し、Linux カーネルの複雑な分析を実行するためのスクリプト機能を提供します。
Jira:RHEL-6973[1]
IAA 暗号ドライバーがテクノロジープレビューとして利用可能になりました
Intel® In-Memory Analytics Accelerator (Intel® IAA) は、プリミティブな分析機能とともに、非常にスループットの高い圧縮と展開を提供するハードウェアアクセラレーターです。
RHEL 9.4 では、圧縮および展開の操作を CPU からオフロードする iaa_crypto
ドライバーがテクノロジープレビューとして導入されました。このドライバーは、RFC 1951 に記載されている DEFLATE 圧縮標準と互換性のある圧縮および展開をサポートします。iaa_crypto
ドライバーは、高レベル圧縮デバイス (zswap
など) の下のレイヤーとして機能するように設計されています。
IAA 暗号ドライバーの詳細は、以下を参照してください。
Jira:RHEL-20145[1]