4.17. クラウド環境の RHEL
awscli2
が RHEL on AWS 用に一般提供される
awscli2
ユーティリティーを使用すると、RHEL インスタンスから Amazon Web Services (AWS) API を使用して、新しいインフラストラクチャーオファリングをデプロイしたり、既存のデプロイメントを管理したりできるようになりました。Red Hat Enterprise Linux リポジトリーから awscli2
をインストールすると、awscli2
が信頼できるソースからインストールされ、自動更新が受信されることに注意してください。その結果、クラウドデプロイメントサービスに関する情報を収集し、インフラストラクチャーリソースを管理し、awscli2
で提供される組み込みドキュメントを参照できるようになります。
Jira:RHEL-14523[1]
Azure でのログ収集がデフォルトで無効化される
以前は、Microsoft Azure の Windows Azure Linux Agent (WALA) は、デフォルトで仮想マシン (VM) 上のデバッグログを収集していました。ただし、これらのエージェントログには機密情報が含まれている可能性があります。データのセキュリティーを強化するために、WALA はデフォルトで無効になっており、仮想マシン上のデータは収集されません。ログ収集を再度有効にするには、次の手順を実行します。
-
/etc/waagent.conf
ファイルを編集します。 -
Logs.Collect
パラメーター値をy
に設定します。
Jira:RHEL-7273[1]