8.14. SSSD
sss_ssh_knownhostsproxy
ツールが非推奨となる
sss_ssh_knownhostsproxy
は非推奨となり、RHEL 10 ではより効率的なツールに置き換えられます。sss_ssh_knownhostsproxy
は、RHEL 9 では下位互換性のために保持され、RHEL 10 では削除されます。ssh KnownHostsCommand
オプションのサポートは、今後のリリースで追加される予定です。
Jira:RHELDOCS-19115[1]
SSSD files
プロバイダーは非推奨に
SSSD files
プロバイダーは Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9 で非推奨になりました。files
プロバイダーは、RHEL の将来のリリースから削除される可能性があります。
Jira:RHELPLAN-139805[1]
AD および IdM の enumeration
機能が非推奨になりました
enumeration
機能を使用すると、Active Directory (AD)、Identity Management (IdM)、および LDAP プロバイダーに対して、引数なしで getent passwd
または getent group
コマンドを使用することで、すべてのユーザーまたはグループをリスト表示できます。Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9 では、AD および IdM に対する enumeration
機能のサポートは廃止されました。RHEL 10 では、AD および IdM に対する enumeration
機能は削除されます。
libsss_simpleifp
サブパッケージが非推奨になりました
libsss_simpleifp.so
ライブラリーを提供する libsss_simpleifp
サブパッケージは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9 で非推奨になりました。libsss_simpleifp
サブパッケージは、RHEL の今後のリリースから削除される可能性があります。
Samba で SMB1 プロトコルが非推奨になりました
Samba 4.11 以降、安全でない Server Message Block バージョン 1 (SMB1) プロトコルは非推奨となり、今後のリリースでは削除される予定です。
セキュリティーを向上させるために、デフォルトでは、Samba サーバーおよびクライアントユーティリティーで SMB1 が無効になっています。
Jira:RHELDOCS-16612[1]