21.3. UEFI セキュアブートのサポート
カーネルとロードされたすべてのドライバーが信頼できる鍵で署名されている場合、UEFI セキュアブートが有効になっているシステムに RHEL 9 をインストールして実行できます。Red Hat は、関連する Red Hat キーによって署名および認証されたカーネルとドライバーを提供します。
外部でビルドされたカーネルまたはドライバーをロードする場合は、それらにも署名する必要があります。
UEFI セキュアブートによる制限
- システムは、署名が適切に認証された後にのみ、カーネルモードコードを実行します。
- GRUB モジュールの署名および検証を行うインフラストラクチャーがないため、GRUB モジュールの読み込みは無効です。モジュールのロードを許可すると、セキュアブートによって定義されたセキュリティー境界内で信頼できないコードが実行されます。
- Red Hat は、RHEL 9 でサポートされているすべてのモジュールを含む署名済み GRUB バイナリーを提供します。
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