1.7. カーネルのデフォルトとしての設定
grubby
コマンドラインツールと GRUB を使用して、特定のカーネルをデフォルトとして設定します。
手順
grubby
ツールを使用した、カーネルのデフォルトとしての設定以下のコマンドを実行し、
grubby
ツールを使用してカーネルをデフォルトとして設定します。# grubby --set-default $kernel_path
コマンドは、
.conf
の接尾辞のないマシン ID を引数として使用します。注記マシン ID は
/boot/loader/entries/
ディレクトリーにあります。
id
引数を使用したカーネルのデフォルト設定id
引数を使用してブートエントリーのリストを表示し、任意のカーネルをデフォルトとして設定します。# grubby --info ALL | grep id # grubby --set-default /boot/vmlinuz-<version>.<architecture>
注記title
引数を使用してブートエントリーのリストを表示するには、# grubby --info=ALL | grep title
コマンドを実行します。
次回の起動時のみのデフォルトカーネルの設定
次のコマンドを実行し、
grub2-reboot
コマンドを使用して、次回の再起動限定でデフォルトのカーネルを設定します。# grub2-reboot <index|title|id>
警告取り扱いに注意して、次回の起動時限定のデフォルトのカーネルを設定します。新しいカーネル RPM、自己ビルドカーネルをインストールし、エントリーを
/boot/loader/entries/
ディレクトリーに手動で追加すると、インデックス値が変更される可能性があります。