5.4. /etc/sysctl.d/ の設定ファイルでカーネルパラメーターの調整
/etc/sysctl.d/
ディレクトリーの設定ファイルを手動で変更して、カーネルパラメーターを永続的に設定します。
前提条件
- root 権限がある。
手順
/etc/sysctl.d/
に新しい設定ファイルを作成します。# vim /etc/sysctl.d/<some_file.conf>
カーネルパラメーターを 1 行に 1 つずつ含めます。
<TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE>
<TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE>
- 設定ファイルを作成します。
マシンを再起動して、変更を有効にします。
また、再起動せずに変更を適用するには、以下を実行します。
# sysctl -p /etc/sysctl.d/<some_file.conf>
このコマンドにより、以前に作成した設定ファイルから値を読み取ることができます。
関連情報
-
sysctl(8)
、sysctl.d(5)
の man ページ