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15.2. メモリー自動予約の最小しきい値

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kexec-tools ユーティリティーは、デフォルトで、crashkernel コマンドラインパラメーターを設定し、kdump 用に一定量のメモリーを予約します。ただし、一部のシステムでは、ブートローダー設定ファイルで crashkernel=auto パラメーターを使用するか、グラフィカル設定ユーティリティーでこのオプションを有効にすることで、kdump 用のメモリーを割り当てることが可能です。この自動予約を機能させるには、システムで一定量の合計メモリーが使用可能である必要があります。メモリー要件はシステムのアーキテクチャーによって異なります。システムのメモリーが指定のしきい値よりも小さい場合は、メモリーを手動で設定する必要があります。

表15.2 メモリー予約に必要な最小メモリー量
アーキテクチャー必要なメモリー

AMD64 と Intel 64 (x86_64)

1 GB

IBM Power Systems (ppc64le)

2 GB

IBM  Z (s390x)

1 GB

64-bit ARM

1 GB

注記

起動コマンドラインの crashkernel=auto オプションは、RHEL 9 以降のリリースでは対応しなくなりました。

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