5.3. sysctl を使用したカーネルパラメーターの永続的な設定
sysctl
コマンドを使用して、カーネルパラメーターを永続的に設定します。
前提条件
- root 権限がある。
手順
すべてのパラメーターをリストします。
# sysctl -a
このコマンドは、ランタイム時に設定できるカーネルパラメーターをすべて表示します。
パラメーターを永続的に設定すします。
# sysctl -w <TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE> >> /etc/sysctl.conf
サンプルコマンドは、調整可能な値を変更して、
/etc/sysctl.conf
ファイルに書き込みます。これにより、カーネルパラメーターのデフォルト値が上書きされます。変更は、再起動なしで即座に永続的に反映されます。
注記
カーネルパラメーターを永続的に変更するには、/etc/sysctl.d/
ディレクトリーの設定ファイルに手動で変更を行ってください。
関連情報
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sysctl(8)
およびsysctl.conf(5)
の man ページ - /etc/sysctl.d/ の設定ファイルでカーネルパラメーターの調整