12.2. Groovy による Seam アプリケーションの記述


Groovy オブジェクトは Java オブジェクトであるため、 Seam コンポーネントを Groovy で記述しデプロイすることができます。 また、 同じアプリケーションで Groovy のクラスと Java のクラスを一緒に使うこともできます。

12.2.1. Groovy コンポーネントの記述

アノテーションに対応させるには Groovy 1.1 またはそれ以降を使用する必要があります。次項では Seam アプリケーションでの Groovy の使用方法について示しています。

12.2.1.1. エンティティ

例12.1 Seam アプリケーションでの Groovy の使用

@Entity
@Name("hotel")
class Hotel implements Serializable {
    @Id @GeneratedValue
    Long id
          
        @Length(max=50) @NotNull
        String name

        @Length(max=100) @NotNull
        String address

        @Length(max=40) @NotNull
        String city

        @Length(min=2, max=10) @NotNull
        String state

        @Length(min=4, max=6) @NotNull
        String zip

        @Length(min=2, max=40) @NotNull
        String country

        @Column(precision=6, scale=2)
        BigDecimal price

        @Override
        String toString(){
        return "Hotel(${name},${address},${city},${zip})"
    }
}
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Groovy ではプロパティをサポートしているため、 冗長な getter や setter を明示的に記述する必要がありません。 上記の例では、 hotel クラスは Java から hotel.getCity() でアクセスできます。 この getter や setter は Groovy のコンパイラが生成したものです。 こうした簡略構文を使えば、 エンティティコードは非常に簡潔になります。
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