30.2. JMS 関連のコンポーネント
次のコンポーネントセットにより JSF を補完します。
org.jboss.seam.faces.dateConverter- タイプ
java.util.Dateのプロパティ用のデフォルト JSF コンバータを提供します。このコンバータは自動的に JSF に登録されるため、 開発者は入力フィールドやページパラメータに DateTimeConverter を指定する必要がありません。 デフォルトではタイプは日付 (時間や日時とは対照的に) と仮定して、 ユーザーのLocaleに調整された短い入力スタイルを使用します。Locale.USの場合、 入力パターンはmm/dd/yyです。 ただし、 Y2K に準拠するため、 年は 2 桁から 4 桁に変更されます (mm/dd/yyyy)。コンポーネントを再設定することで入力パターンをグローバルに上書きすることができます。 このクラスに関する JavaServer Faces ドキュメントでサンプルを参照してください。 org.jboss.seam.faces.facesMessages- Faces がブラウザリダイレクト全体に成功のメッセージを伝播できるようにします。
add(FacesMessage facesMessage)− Faces メッセージを追加します。 現在の対話内で発生する次のレスポンス出力フェーズで表示されます。add(String messageTemplate)− Faces メッセージを追加します。EL 式を含むことができる特定のメッセージテンプレートからレンダリングされます。add(Severity severity, String messageTemplate)− Faces メッセージを追加します。EL 式を含むことができる特定のメッセージテンプレートからレンダリングされます。addFromResourceBundle(String key)− Faces メッセージを追加します。EL 式を含むことができる Seam リソースバンドルで定義されたメッセージテンプレートからレンダリングされます。addFromResourceBundle(Severity severity, String key)− Faces メッセージを追加します。EL 式を含むことができる Seam リソースバンドルで定義されたメッセージテンプレートからレンダリングされます。clear()− 全メッセージを消去します。
org.jboss.seam.faces.redirect- パラメータ付きでリダイレクトを行う場合に便利な API です。 特にブックマーク可能な検索結果画面などに役立ちます。
redirect.viewId− リダイレクト先となる JSF ビュー ID です。redirect.conversationPropagationEnabled− 対話をリダイレクト全体に伝播させるかどうか決定します。redirect.parameters− 値への要求パラメータ名のマップで、リダイレクト要求に渡されます。execute()− リダイレクトを直ちに実行します。captureCurrentRequest()− 現在の GET 要求 (対話コンテキスト内) の要求パラメータとビュー ID を格納します。execute()の呼び出しで後ほど使用されます。
org.jboss.seam.faces.httpError- HTTP エラーを送信する場合に便利な API です。
org.jboss.seam.ui.renderStampStore- レンダリングスタンプのコレクションを管理するコンポーネントです。 レンダリングスタンプはレンダリングされたフォームがサブミットされたかどうかを示します。 特に JSF のクライアント側の状態保存のメソッドと併用すると便利です。 フォームのステータス (ポストされたまたはされていない) はクライアントではなくサーバーによって制御されているためです。クライアント側の状態保存はセッションからこのチェックのバインディングを外すためによく使用されます。 これを行うにはそのアプリケーション (アプリケーションが実行中は有効) またはデータベース (サーバーが再起動されても有効) 内にレンダリングスタンプを保存できる実装が必要となります。
maxSize— ストアに保持可能なスタンプの最大数です。 デフォルトは100です。
JSF コンポーネントはクラスパスに
javax.faces.context.FacesContext クラスが使用可能な場合にインストールされます。