24.13.4. ポーリングプロセスの調整
ポーリングは 2 種類のパラメータで制御および修正が可能です。
Seam.Remoting.pollInterval は新しいメッセージに対して後続ポーリングが発生する間隔を制御します。 このパラメータは秒単位で表現され、 デフォルト設定は 10 です。
Seam.Remoting.pollTimeout も秒単位で表現されます。 サーバーへの要求がタイムアウトして空白の応答を送信するまでの新しいメッセージを待機する時間を制御します。 デフォルトは 0 秒で、 サーバーがポーリングされると配信できるメッセージがない場合は空白の応答が直ちに返されます。
pollTimeout 値を高く設定する場合は注意が必要です。メッセージを待機する必要がある各要求は、メッセージが受信されるまでまたはその要求がタイムアウトするまでサーバースレッドを使用します。こうした要求が同時に多数発生すると、 大量のサーバースレッドが使用される結果となります。
これらのオプションは
components.xml で設定することを推奨しますが、 必要に応じて JavaScript で上書きすることができます。 次の例ではよりアグレッシブなポーリングメソッドを示しています。 これらのパラメータをご使用のアプリケーションに適切な値に設定してください。
components.xml での設定
<remoting:remoting poll-timeout="5" poll-interval="1"/>
<remoting:remoting poll-timeout="5" poll-interval="1"/>
Java での設定