30.10. 基盤となるコンポーネント
これらのコンポーネントは非常に重要なプラットフォームの基盤を提供します。 デフォルトではインストールされないコンポーネントは、
components.xml 内のそのコンポーネントで install="true" を設定するとインストールすることができます。
org.jboss.seam.core.init- このコンポーネントは Seam の初期化設定を含んでいます。 常にインストールされます。
org.jboss.seam.core.init.jndiPattern− セッション Bean の検索に使用される JNDI パターンです。org.jboss.seam.core.init.debug− Seam デバッグモードを有効にします。 実稼働ではfalseに設定してください。 デバッグが有効になっている状態でシステムに負荷がかかるとエラーが表示される場合があります。org.jboss.seam.core.init.clientSideConversations−trueに設定すると Seam は対話のコンテキスト変数をHttpSession内ではなくクライアント内に保存します。
org.jboss.seam.core.manager- Seam ページおよび対話コンテキスト管理用の内部コンポーネントです。 常にインストールされます。
org.jboss.seam.core.manager.conversationTimeout− ミリ秒単位で対話コンテキストのタイムアウトを設定します。org.jboss.seam.core.manager.concurrentRequestTimeout− 長期実行の対話コンテキストでロックの取得を試行しているスレッドの最大待機時間です。org.jboss.seam.core.manager.conversationIdParameter− 対話 ID の伝播に使用する要求パラメータです。 デフォルトはconversationIdです。org.jboss.seam.core.manager.conversationIsLongRunningParameter− 対話が長期実行であることを伝播するために使用する要求パラメータです。 デフォルトはconversationIsLongRunningです。org.jboss.seam.core.manager.defaultFlushMode− すべての Seam 管理永続コンテキストにデフォルトで設定されるフラッシュモードを設定します。 デフォルトではAUTOに設定されます。
org.jboss.seam.navigation.pages- Seam ワークスペース管理用の内部コンポーネントです。 常にインストールされます。
org.jboss.seam.navigation.pages.noConversationViewId− 対話エントリがサーバー側で見つからない場合にグローバルなリダイレクト先となるビュー ID を指定します。org.jboss.seam.navigation.pages.loginViewId− 未承認ユーザーが保護されたビューへのアクセスを試行する場合にグローバルなリダイレクト先となるビュー ID を指定します。org.jboss.seam.navigation.pages.httpPort− HTTP スキームが要求された場合にグローバルに使用するポートを指定します。org.jboss.seam.navigation.pages.httpsPort− HTTPS スキームが要求された場合にグローバルに使用するポートを指定します。org.jboss.seam.navigation.pages.resources−pages.xmlスタイルのリソースを検索するリソース一覧です。 デフォルトはWEB-INF/pages.xmlです。
org.jboss.seam.bpm.jbpm- このコンポーネントは
JbpmConfigurationをブートストラップします。 クラスorg.jboss.seam.bpm.Jbpmとしてインストールします。org.jboss.seam.bpm.jbpm.processDefinitions− ビジネスプロセスの編成に使用する jPDL ファイルのリソース名一覧を指定します。org.jboss.seam.bpm.jbpm.pageflowDefinitions− 対話ページフローの編成に使用する jPDL ファイルのリソース名一覧を指定します。
org.jboss.seam.core.conversationEntries- 要求間のアクティブな長期実行の対話を記録するセッションスコープの内部コンポーネントです。
org.jboss.seam.faces.facesPage- ページに関連付けられた対話コンテキストを記録するページスコープの内部コンポーネントです。
org.jboss.seam.persistence.persistenceContexts- 現在の対話に使用された永続コンテキストを記録する内部コンポーネントです。
org.jboss.seam.jms.queueConnection- JMS
QueueConnectionを管理します。これは管理QueueSenderがインストールされると必ずインストールされます。org.jboss.seam.jms.queueConnection.queueConnectionFactoryJndiName− JMSQueueConnectionFactoryの JNDI 名を指定します。 デフォルトはUIL2ConnectionFactoryです。
org.jboss.seam.jms.topicConnection- JMS
TopicConnectionを管理します。これは管理TopicPublisherがインストールされると必ずインストールされます。org.jboss.seam.jms.topicConnection.topicConnectionFactoryJndiName− JMSTopicConnectionFactoryの JNDI 名を指定します。 デフォルトはUIL2ConnectionFactoryです。
org.jboss.seam.persistence.persistenceProvider- JPA プロバイダの標準化されていない機能に対する抽象化レイヤです。
org.jboss.seam.core.validators- Hibernate Validator
ClassValidatorのインスタンスをキャッシュします。 org.jboss.seam.faces.validation- 検証が失敗または成功のどちらかをアプリケーションが判断できます。
org.jboss.seam.debug.introspector- Seam Debug Page のサポートです。
org.jboss.seam.debug.contexts- Seam Debug Page のサポートです。
org.jboss.seam.exception.exceptions- 例外処理用の内部コンポーネントです。
org.jboss.seam.transaction.transaction- トランザクションを制御し JTA 互換のインターフェースの背後にあるトランザクション管理の基礎となる実装を抽象化するための API です。
org.jboss.seam.faces.safeActions- アクション式がビュー内に存在するかどうかを確認することで、着信 URL 内のアクション式の安全性を判断します。