24.3. EL 式の評価
Seam Remoting は EL 式の評価にも対応し、これはサーバーからのデータ取得に便利なもうひとつの方法です。
Seam.Remoting.eval() 関数を使用して EL 式をサーバー上で遠隔に評価してその結果値をクライアント側のコールバックメソッドに返すことができます。 この関数は 2 つのパラメータを受け取ります。1 番目のパラメータは評価対象となる EL 式であり、2番目のパラメータはその式の値を付けて呼び出すコールバックメソッドです。 次に例を示します。
この例では、
#{customers} の式が Seam によって評価され、 その式の値 (この場合 Customer オブジェクトの一覧) がcustomersCallback() メソッドに返されます。 このようにして返されるオブジェクトは Javascript で動作できるよう s:remote でそれ自体のタイプがインポートされていなければなりません。 customer オブジェクトの一覧と動作させるには、 customer タイプをインポートする必要があります。
<s:remote include="customer"/>
<s:remote include="customer"/>