15.3.9. 高度な認証機能


本項では、より複雑なセキュリティ要件に応えられるセキュリティ API で提供されている高度な機能について紹介します。

15.3.9.1. 使用しているコンテナの JAAS の設定

Seam Security API で提供される簡素化された JAAS 設定を使用したくない場合、 components.xmljaas-config-name プロパティを追加してシステムのデフォルトの JAAS 設定を使用することができます。 例として、 JBoss AS を使用していて otherポリシー (JBoss AS 提供の UsersRolesLoginModule ログインモジュールを使用する) を使用したい場合には、 components.xml は以下のようになります。
<security:identity jaas-config-name="other"/>
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これは単に Seam Security に対して設定された JAAS セキュリティポリシーに基づいて認証を行うように指示をしているだけで、Seam アプリケーションコンテナでユーザーが認証されるわけではないので留意してください。
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