29.10. JSF と使用するアノテーション


以下のアノテーションで JSF をより簡単に使えるようになります。
@Converter
Seam コンポーネントが JSF コンバータとして動作できるようにします。アノテーションを付けられたクラスは Seam コンポーネントでなければいけません。また javax.faces.convert.Converter を実装しなければなりません。
  • id − JSF コンバータの ID です。 デフォルトはコンポーネント名です。
  • forClass − 指定されると、 このコンポーネントをある型のデフォルトコンバータとして登録します。
@Validator
Seam コンポーネントが JSF バリデータとして動作できるようにします。アノテーションを付けられたクラスは Seam コンポーネントでなければいけません。また javax.faces.validator.Validator を実装しなければなりません。
  • id − JSF バリデータの ID です。 デフォルトはコンポーネント名です。

29.10.1. dataTable と使用するアノテーション

以下のアノテーションはステートフルセッション Bean を使ったクリック可能リストの実装を容易にします。 これらのアノテーションは属性に付与されます。
@DataModel
@DataModel("variableName")
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ListMapSet または Object[] 型のプロパティを JSF DataModel として所有しているコンポーネントのスコープ (所有しているコンポーネントが STATELESS の場合は EVENT スコープ) へアウトジェクトします 。 Map の場合、 DataModel の各行は Map.Entry です。
  • value − 対話コンテキスト変数の名前です。 デフォルトは属性の名前です。
  • scopescope=ScopeType.PAGE が明示的に指定されると、 DataModelPAGE コンテキストに保持されるようになります。
@DataModelSelection
@DataModelSelection
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JSF DataModel から選択された値をインジェクトします (これは基礎となるコレクションのエレメントまたはマップ値です)。 コンポーネントにひとつしか @DataModel 属性が定義されていなければ、 その DataModel から選択された値がインジェクトされます。これ以外は、 各 @DataModel のコンポーネント名を各 @DataModelSelection の value 属性に指定しなければなりません。
関連付けられた @DataModelPAGE スコープが指定されると、 DataModel Selection がインジェクトされるのに加えて関連付けられた DataModel もインジェクトされます。このとき、 @DataModel のアノテーションが付いたプロパティが getter メソッドである場合、 プロパティの setter メソッドも含まれている Seam Component を含む Business API の一部でなければなりません。
  • value − 対話コンテキスト変数の名前です。 コンポーネントに 1 つの @DataModel しかない場合は不要です。
@DataModelSelectionIndex
@DataModelSelectionIndex
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JSF DataModel の選択インデックスをコンポーネントの属性として公開します (これは基礎となるコレクションの行番号またはマップキーです)。 1 コンポーネントにひとつしか @DataModel 属性が定義されていなければ、 その DataModel から選択された値がインジェクトされます。 これ以外は、 各 @DataModel のコンポーネント名を各 @DataModelSelectionIndex の value 属性に指定する必要があります。
  • value − 対話コンテキスト変数の名前です。 コンポーネントに 1 つの @DataModel しかない場合は不要です。
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