第19章 Microsoft® Excel® 表計算アプリケーション


Seam では JExcelAPI ライブラリを通じて、Microsoft® Excel® のスプレッドシートを作成することができます。 作成されたドキュメントは Microsoft Excel の 95、 97、 2000、 XP、 2003 の各バージョンと互換性があります。 現時点では、 使用できるライブラリの機能は限られています。 機能および制約についての詳細は JExcelAPI のドキュメントを参照してください。

19.1. Microsoft Excel のサポート

使用しているアプリケーションに Microsoft Excel を含ませるには WEB-INF/lib ディレクトリに jboss-seam-excel.jarjxl.jar を含ませる必要があります。 jboss-seam-excel.jar にはドキュメントのレンダリング用ビューの構成に使用する Microsoft Excel JSF のコントロールとレンダリングされたドキュメントをユーザーに提供する DocumentStore コンポーネントが含まれます。 また、 web.xml ファイルの DocumentStore サーブレットを設定する必要があります。 Microsoft Excel Seam モジュールは seam-ui パッケージを必要とし、 また Facelets がビューテクノロジーとして使用されていなければなりません。
examples/excel プロジェクトでは実際の Microsoft Excel サポートのサンプルをご覧頂けます。 これはそのサポートによる表示された機能や正しいデプロイメントパッケージングなどを示しています。
他の種類の Microsoft Excel スプレッドシートをサポートするためのモジュールのカスタマイズも容易に行うことができます。 ExcelWorkbook インターフェースを実装してから次を components.xml に登録します。
<excel:excelFactory> 
  <property name="implementations"> 
    <key>myExcelExporter</key> 
    <value>my.excel.exporter.ExcelExport</value> 
  </property> 
</excel:excelFactory>
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以下のようにコンポーネントタグに Microsoft Excel 名前空間を登録します。
xmlns:excel="http://jboss.com/products/seam/excel"
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次に、 好みのエクスポーターを使用する場合は myExcelExporter に UIWorkbook タイプを設定します。 デフォルトは jxl ですが、 csv タイプを使って CSV を使用することもできます。
ドキュメントを .xls 拡張子で使用するようドキュメントサーブレットを設定する方法については 「iText の設定」 を参照してください。
Microsoft® Internet Explorer® で生成されたファイル、 特に HTTPS で生成されたファイルへのアクセスに問題が発生する場合は web.xml またはブラウザのセキュリティ制限が厳しすぎていないか確認してください (http://www.nwnetworks.com/iezones.htm/ を参照)。
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