26.3. コマンドラインのバージョン


Authentication Configuration Tool は、インターフェースなしでコマンドラインツールとして実行することもできます。コマンドラインバージョンは、設定スクリプトまたはキックスタートスクリプトで使用できます。認証オプションは 表26.1「コマンドラインオプション」 で要約されています。
ヒント
これらのオプションは、authconfig の man ページか、シェルプロンプトで authconfig --help と入力しても確認できます。
表26.1 コマンドラインオプション
オプション Description
--enableshadow シャドウパスワードの有効化
--disableshadow シャドウパスワードの無効化
--enablemd5 MD5 パスワードの有効化
--disablemd5 MD5 パスワードの無効化
--enablenis NIS の有効化
--disablenis NIS の無効化
--nisdomain=<domain> NIS ドメインの指定
--nisserver=<server> NIS サーバーを指定する
--enableldap ユーザー情報の LDAP の有効化
--disableldap ユーザー情報の LDAP の無効化
--enableldaptls LDAP での TLS の使用の有効化
--disableldaptls LDAP での TLS の使用の無効化
--enableldapauth 認証用の LDAP の有効化
--disableldapauth 認証用の LDAP の無効化
--ldapserver=<server> LDAP サーバーを指定します。
--ldapbasedn=<dn> LDAP ベース DN を指定します。
--enablekrb5 Kerberos の有効化
--disablekrb5 Kerberos の無効化
--krb5kdc=<kdc> Kerberos KDC の指定
--krb5adminserver=<server> Kerberos 管理サーバーの指定
--krb5realm=<realm> Kerberos レルムの指定
--enablekrb5kdcdns DNS を使用して Kerberos KDC を検索する
--disablekrb5kdcdns DNS を使用して Kerberos KDC を検索する方法を無効にします。
--enablekrb5realmdns DNS を使用して Kerberos レルムの検索を有効にします。
--disablekrb5realmdns DNS を使用した Kerberos レルムの検索を無効にします。
--enablesmbauth SMB の有効化
--disablesmbauth SMB の無効化
--smbworkgroup=<workgroup> SMB ワークグループの指定
--smbservers=<server> SMB サーバーの指定
--enablewinbind デフォルトでユーザー情報の winbind の有効化
--disablewinbind デフォルトでは、ユーザー情報の winbind を無効にします。
--enablewinbindauth デフォルトで認証用に winbindauth を有効にする
--disablewinbindauth デフォルトで認証用に winbindauth を無効にする
--smbsecurity=<user|server|domain|ads> Samba および winbind に使用するセキュリティーモード
--smbrealm=<STRING> security=adsの場合に Samba および winbind のデフォルトレルム
--smbidmapuid=<lowest-highest> UID 範囲 winbind がドメインまたは ADS ユーザーに割り当てる
--smbidmapgid=<lowest-highest> GID 範囲 winbind がドメインまたは ADS ユーザーに割り当てる
--winbindseparator=<\> winbindusedefaultdomain が有効になっていない場合に winbind ユーザー名のドメイン部分とユーザー部分を分離するために使用される文字
--winbindtemplatehomedir=</home/%D/%U> winbind ユーザーがホームとして持つディレクトリー
--winbindtemplateprimarygroup=<nobody> winbind ユーザーがプライマリーグループとして持つグループ
--winbindtemplateshell=</bin/false> winbind ユーザーがデフォルトのログインシェルとして使用するシェル
--enablewinbindusedefaultdomain ユーザー名にドメインのないユーザーがドメインユーザーであることを仮定するように winbind を設定します。
--disablewinbindusedefaultdomain ユーザー名にドメインのないユーザーがドメインユーザーではないことを仮定するように winbind を設定します。
--winbindjoin=<Administrator> winbind ドメインまたは ADS レルムをこの管理者として参加させます。
--enablewins ホスト名の解決に WINS を有効にする
--disablewins ホスト名の解決の WINS の無効化
--enablehesiod Hesiod の有効化
--disablehesiod Hesiod の無効化
--hesiodlhs=<lhs> Hesiod LHS を指定します。
--hesiodrhs=<rhs> Hesiod RHS を指定します。
--enablecache nscdの有効化
--disablecache Disable nscd
--nostart ポートマップが設定されている場合でも ポートマップ、ypbind サービス、または nscd サービスを開始または停止しないでください。
--kickstart ユーザーインターフェースは表示しません。
--probe プローブおよびネットワークのデフォルトの表示
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