3.3. PXE ホストの追加
ネットワークサーバーを設定すると、図3.2「ホストの追加」 に示されるようにインターフェースが表示されます。
図3.2 ホストの追加

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次の手順では、PXE ブートサーバーに接続できるホストを設定します。このステップのコマンドラインバージョンは、「コマンドラインからの設定」 を参照してください。
ホストを追加するには、
ボタンをクリックします。
図3.3 ホストの追加

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以下の情報を入力します。
- ホスト名または IP アドレス/ サブネット: インストール用に PXE サーバーに接続できる必要のある IP アドレス、完全修飾ホスト名、またはシステムのサブネット。
- オペレーティングシステム - このクライアントにインストールするオペレーティングシステムの識別子この一覧は、ネットワークインストールダイアログで作成したネットワークインストールインスタンスから入力され ます。
- シリアルコンソール - このオプションではシリアルコンソールを使用できます。
- キックスタート ファイル -
http://server.example.com/kickstart/ks.cfg
など、使用するキックスタートファイルの場所このファイルは、Kickstart Configurator で作成できます。詳細は、2章Kickstart Configurator を参照してください。
Snapshot name および Ethernet オプションを無視します。これらはディスクレス環境にのみ使用されます。ディスクレス環境の設定に関する詳細は、4章ディスクレス環境 を参照してください。
3.3.1. コマンドラインからの設定
ネットワークサーバーが X を実行していない場合は、pxeboot ユーティリティー(
system-config-netboot
パッケージの一部)を使用して、PXE サーバーに接続できるホストを追加することができます。
pxeboot -a -K <kickstart> -O <os-identifier> -r <value><host>
pxeboot -a -K <kickstart> -O <os-identifier> -r <value><host>
以下の一覧で、オプションについて説明します。
-a
: ホストを追加するように指定します。-k
<kickstart > - キックスタートファイルの場所(ある場合)。-o &
lt;os-identifier> - 「PXE ブート設定」 で定義されているオペレーティングシステムの識別子を指定します。-r
<value> - ram ディスクのサイズを指定します。- <host >: 追加するホストの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
pxeboot コマンドで使用できるコマンドラインオプションの詳細は、pxeboot の man ページを参照してください。