2.11. インストール後のスクリプト
図2.16 インストール後のスクリプト

[D]
インストールの完了後に、システムで実行するコマンドを追加することもできます。ネットワークがキックスタートファイルで適切に設定されている場合、ネットワークが有効化され、スクリプトにネットワーク上のリソースにアクセスするためのコマンドを含めることができます。インストール後のスクリプトを含めるには、テキストエリアに入力します。
Warning
%post コマンドは含めないでください。これは追加されています。
たとえば、新たにインストールしたシステムの日付のメッセージを変更するには、以下のコマンドを %post セクションに追加します。
echo "Hackers will be punished!" > /etc/motd
echo "Hackers will be punished!" > /etc/motd
ヒント
その他の例は、「例」 を参照してください。
2.11.1. chroot 環境
chroot 環境外でインストール 後のスクリプトを実行するには、インストール 後のウィンドウの上部にあるこのオプションの横にあるチェックボックスをクリックします。これは、%post セクションで --nochroot オプションを使用するのと同じです。
新規にインストールしたファイルシステムを変更するには、インストール後のセクションで、chroot 環境外にあるディレクトリー名の前に
/mnt/sysimage/
を追加する必要があります。
たとえば、chroot 環境外で Run を選択した場合は、前の例を以下の ように変更します。
echo "Hackers will be punished!" > /mnt/sysimage/etc/motd
echo "Hackers will be punished!" > /mnt/sysimage/etc/motd