8.2. 手動での LVM パーティション設定
次のセクションでは、Red Hat Enterprise Linux 用に LVM を手動で設定する方法を説明します。LVM でシステムを手動で設定する方法は多数ありますが、以下の例では 「自動パーティション設定」 で行ったデフォルト設定と似ています。
ディスクパーティションセットアップ 画面で、ディスク 選択します。
8.2.1. /boot/ パーティションの作成
一般的な状況では、ディスクドライブが新しく、またはフォーマットされたクリーニングです。以下の図の 図8.2「2 つの Blank Drives(構成に Ready)」 は、パーティションが設定されていない raw デバイスとして、両方のドライブを示しています。
図8.2 2 つの Blank Drives(構成に Ready)
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Warning
GRUB ブートローダーは読み取れないため、
/boot/
パーティションを LVM ボリュームグループに置くことはできません。
- マウントポイント プルダウンメニューから /boot を選択します。
- File System Type プルダウンメニューから ext3 を選択します。
- Allowable Drives エリアから sda チェックボックスを選択します。
- Size(MB) メニューの 100 (デフォルト)のままにします。
- Additional Size Options エリアで Fixed size (デフォルト)ラジオボタンを選択したままにします。
- Force to a primary partition を選択して、パーティションをプライマリーパーティションにします。プライマリーパーティションは、ハードドライブの最初の 4 つのパーティションの 1 つです。選択しないと、パーティションが論理パーティションとして作成されます。他のオペレーティングシステムがすでにシステムにインストールされている場合は、このオプションの選択を解除することを検討する必要があります。プライマリーパーティションと論理的/拡張パーティションの詳細は、『『インストールガイド』』 の付録セクションを参照してください。
入力した値を確認するには、図8.3「ブートパーティションの作成」 を参照してください。
図8.3 ブートパーティションの作成
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図8.4 /boot/ パーティションの表示
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