32.2.2. ユーザーの追加


システムをユーザーを追加するには、以下を実行します。
  1. useradd コマンドを実行して、ロックされたユーザーアカウントを作成します。
    useradd <username>
  2. passwd コマンドを実行してパスワードを割り当て、パスワードのパージガイドラインを設定してアカウントのロックを解除します。
    passwd <username>
useradd のコマンドラインオプションの詳細は、表32.1「useradd コマンドラインオプション」 を参照してください。
表32.1 useradd コマンドラインオプション
オプション Description
-c '<comment>' & lt;comment&gt; は任意の文字列に置き換えることができます。このオプションは、通常、ユーザーの氏名を指定するのに使用されます。
-d &lt ;home-dir> デフォルトの /home/ < username> / の代わりに使用するホームディレクトリー
-e <date> YYYY-MM-DD 形式でアカウントを無効にする日付
-f <days> パスワードが失効してからアカウントが無効になるまでの日数です。0 を指定すると、パスワードが失効した直後にアカウントが無効になります。-1 を指定すると、パスワードが失効してもアカウントは無効になりません。
-g <group-name> ユーザーのデフォルトグループ用のグループ名またはグループ番号。グループは、ここで指定するよりも前に作成されている必要があります。
-G <group-list> ユーザーがメンバーとなっている追加(デフォルト)のグループ名またはグループ番号の一覧(コンマで区切られた)。グループは、ここで指定する前に作成しておく必要があります。
-m ホームディレクトリーがない場合は、これを作成します。
-M ホームディレクトリーを作成しません。
-n ユーザー用のユーザープライベートグループを作成しません。
-r
-p <password>
-s
-u <uid>
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