17.6. トークンリング接続の確立


トークンリングネットワーク は、すべてのコンピューターが円形のパターンで接続されるネットワークです。トークン または特別なネットワークパケットは、トークンリングを通過し、コンピューターが情報を相互に送信できるようにします。
ヒント
Linux でのトークンリングの使用に関する詳細は、http://www.linuxtr.net/ の 『Linux Token Ring Project』 の Web サイトを参照してください。
トークンリング接続を追加するには、以下の手順に従います。
  1. デバイス タブをクリックします。
  2. ツールバーの New ボタンをクリックします。
  3. Device Type 一覧から Token Ring connection を選択し、forward をクリックし ます
  4. トークンリングカードをハードウェア一覧にすでに追加している場合は、Tokenring カード 一覧からトークンリングカード を選択します。それ以外の場合は、Other Tokenring Card を選択してハードウェアデバイスを追加します。
  5. Other Tokenring Card を選択した場合、図17.10「トークンリング設定」 に示されるように Select Token Ring Adapter ウィンドウが表示されます。アダプターの製造元およびモデルを選択します。デバイス名を選択します。システムの最初のトークンリングカードの場合は、tr0 を選択します。これが 2 番目のトークンリングカードの場合は、tr1 (など)を選択します。また、Network Administration Tool を使用すると、ユーザーはアダプターのリソースを設定することもできます。進む をクリックして続けます。

    図17.10 トークンリング設定

    トークンリング設定
  6. ネットワーク設定 ページで、DHCP と静的 IP アドレスのいずれかを選択します。デバイスのホスト名を指定できます。ネットワークの開始時にデバイスが動的 IP アドレスを受信した場合は、ホスト名を指定しないでください。進む をクリックして続けます。
  7. Create Tokenring Device ページで Apply をクリックします。
トークンリングデバイスを設定すると、図17.11「トークンリングデバイス」 に示されるようにデバイス一覧に表示されます。

図17.11 トークンリングデバイス

トークンリングデバイス
必ず File => Save を選択して変更を保存します。
デバイスを追加したら、デバイスの一覧からデバイスを選択して 編集 をクリックします。たとえば、システムの起動時にデバイスを起動するかどうかを設定できます。
デバイスが追加されると、Inactive ステータスにあるように、すぐにアクティブになりません。デバイスを有効にするには、デバイス一覧から選択し、Activate ボタンをクリックします。コンピューターの起動時にシステムをアクティベートするように構成されている場合(デフォルト)、この手順を再度実行する必要があります。
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