17.12. ネットワーク設定の保存および復元
Network Administration Tool のコマンドラインバージョンを使用すると、システムのネットワーク設定をファイルに保存できます。このファイルを使用して、Red Hat Enterprise Linux システムにネットワーク設定を復元できます。
この機能は、自動バックアップスクリプトの一部として使用したり、アップグレードまたは再インストールの前に設定を保存したり、設定を別の Red Hat Enterprise Linux システムにコピーすることもできます。
システムのネットワーク設定を
/tmp/network-config
ファイルに保存または エクスポート するには、root で以下のコマンドを実行します。
system-config-network-cmd -e > /tmp/network-config
直前のコマンドで作成したファイルからネットワーク設定を復元または インポート するには、root で以下のコマンドを実行します。
system-config-network-cmd -i -c -f /tmp/network-config
-i
オプションは、データをインポートすることを意味します。-c
オプションはインポート前に既存の設定を消去することを意味します。-f
オプションはインポートするファイルは以下のようになります。