2.3. ブートローダーのオプション
図2.3 ブートローダーのオプション
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GRUB は、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトのブートローダーです。ブートローダーをインストールしない場合は、ブートローダー をインストールしません。ブートローダーをインストールしない場合は、ブートディスクを作成するか、サードパーティーのブートローダーなどのシステムを起動する方法を確認してください。
ブートローダー(マスターブートレコード、または
/boot
パーティションの最初のセクター)をインストールする場所を選択する必要があります。ブートローダーとして使用する場合は、MBR にブートローダーをインストールします。
システムの起動時に使用されるカーネルに特別なパラメーターを渡すには、カーネル パラメーター のテキストフィールドに入力します。たとえば、IDE CD-ROM Writer がある場合は、
hdd=ide-scsi
をカーネルパラメーターとして設定します( hdd
は CD-ROM デバイスである場合)、cdrecord を使用する前に読み込む必要がある SCSI エミュレーションドライバーを使用するようにカーネルに指示します。
GRUB パスワードを設定すると、GRUB ブートローダーをパスワードで保護できます。Use GRUB password を選択し、Password フィールドにパスワードを入力します。パスワードの 確認 のテキストフィールドに同じパスワードを 入力します。パスワードを暗号化されたパスワードとしてファイルに保存するには、暗号化 GRUB パスワードの暗号化 を選択します。暗号化オプションが選択された場合は、ファイルが保存されると、入力したプレーンテキストのパスワードは暗号化され、キックスタートファイルに書き込まれます。暗号化されたパスワードを入力する場合は、選択を解除して暗号化を解除します。
インストール 方法 ページで 既存のインストール をアップグレードする場合は、Upgrade existing boot loader を選択して、古いエントリーを保持しつつ、既存のブートローダー設定をアップグレードします。