2.6. Ansible Playbook を使用して、統合 CA をルート CA とする IdM サーバーをデプロイする
以下の手順に従って、Ansible Playbook を使用して、統合された認証局 (CA) を備えた IdM サーバーをデプロイします。
前提条件
- マネージドノードが、静的 IP アドレスと動作中のパッケージマネージャーを備えた Red Hat Enterprise Linux 9 システムである。
以下のいずれかの手順を選択して、シナリオに対応するパラメーターを設定している。
手順
Ansible Playbook の実行:
$ ansible-playbook -i ~/MyPlaybooks/inventory ~/MyPlaybooks/install-server.yml
以下のいずれかのオプションを選択します。
IdM デプロイメントで外部 DNS を使用する場合:
/tmp/ipa.system.records.UFRPto.db
ファイルに含まれる DNS リソースレコードを、既存の外部 DNS サーバーに追加します。DNS レコードの更新プロセスは、特定の DNS ソリューションによって異なります。... Restarting the KDC Please add records in this file to your DNS system: /tmp/ipa.system.records.UFRBto.db Restarting the web server ...
重要既存の DNS サーバーに DNS レコードを追加するまで、サーバーのインストールは完了しません。
IdM デプロイメントで統合 DNS を使用している場合は、次のコマンドを実行します。
親ドメインから IdM DNS ドメインに DNS 委譲を追加します。たとえば、IdM DNS ドメインが
idm.example.com
の場合は、ネームサーバー (NS) レコードを親ドメインexample.com
に追加します。重要IdM DNS サーバーをインストールするたびに、この手順を繰り返します。
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タイムサーバーの
_ntp._udp
サービス (SRV) レコードを IdM DNS に追加します。IdM DNS に新たにインストールした IdM サーバーのタイムサーバーの SRV レコードが存在すると、今後のレプリカおよびクライアントインストールが、このプライマリー IdM サーバーが使用するタイムサーバーと同期するように自動的に設定されます。