4.3. ホストの追加
各ディスクレスクライアントには、読み取り/書き込みファイルシステムとして使用される NFS サーバーに独自の スナップショット ディレクトリーが必要です。Network Booting Tool を使用すると、これらのスナップショットディレクトリーを作成できます。
「ディスクレス環境の設定の完了」 の手順の実行後に、ディスクレス環境用のホストを追加できるウィンドウが表示されます。 ボタンをクリックします。図4.1「ディスクレスホストの追加」 に表示されるダイアログで、以下の情報を入力します。
- ホスト名または IP アドレス/サブネット: ディスクレス環境のホストとして追加するシステムのホスト名または IP アドレスを指定します。システムのグループを指定するためにサブネットを入力します。
- オペレーティングシステム: ホストの、またはホストのサブネット用にディスクレス環境を選択します。
- Serial Console: このチェックボックスを選択し、順次インストールを実行します。
- スナップショット名: ホストの読み取り/書き込みコンテンツすべてを保存するために使用されるサブディレクトリー名を指定します。
- イーサネット - ディスクレス環境をマウントするために使用するホストでイーサネットデバイスを選択します。ホストにイーサネットカードが 1 つしかない場合は、eth0 を選択します。
キックスタートファイル オプションを無視します。これは PXE インストールにのみ使用されます。
図4.1 ディスクレスホストの追加
[D]
ディスクレスディレクトリーの既存の
snapshot/
ディレクトリーに、ファイル名として指定されたスナップ ショット名 でサブディレクトリーが作成されます。次に、snapshot/files および snapshot/files
.custom
にリストされているすべてのファイルは、root/
ディレクトリーからこの新規ディレクトリーにコピーされます。