24.2. デフォルトの設定


Server NameWebmaster のメールアドレス、および 利用可能なアドレス を定義したら仮想ホスト タブをクリックし て、デフォルト設定の編集 ボタンをクリックします。図24.3「サイトの設定」 に示されているウィンドウが表示されます。このウィンドウで Web サーバーのデフォルト設定を設定します。仮想ホストを追加する場合、仮想ホストに設定した設定がその仮想ホストに優先されます。仮想ホスト設定内に定義されていないディレクティブについては、デフォルト値が使用されます。

24.2.1. サイトの設定

Directory Page Search List および Error Pages のデフォルト値は、ほとんどのサーバーで機能します。これらの設定が分からない場合は、変更しないでください。

図24.3 サイトの設定

サイトの設定
Directory Page Search List に一覧表示されているエントリーは DirectoryIndex ディレクティブを定義します。DirectoryIndex は、ユーザーがディレクトリー名の最後にスラッシュ(/)を指定してディレクトリーのインデックスを要求する際にサーバーによって提供されるデフォルトページです。
たとえば、ユーザーがページ http://www.example.com/this_directory/ をリクエストすると、DirectoryIndex ページ(存在する場合)またはサーバー生成ディレクトリーリストのいずれかが取得されます。サーバーは DirectoryIndex ディレクティブにリストされているファイルの 1 つを見つけ、最初に見つかったファイルを返します。 このファイルが見つからない場合や、そのディレクトリーに Options Indexes が設定されている場合、サーバーはディレクトリー内のサブディレクトリーおよびファイルの HTML 形式でリストを生成し、返します。
Error Code セクションを使用して、問題やエラーが発生した場合にクライアントをローカルまたはリモートの URL にリダイレクトするように Apache HTTP Server を設定します。このオプションは ErrorDocument ディレクティブに対応します。クライアントが Apache HTTP Server に接続しようとする際に問題が発生した場合に、デフォルトのアクションは Error Code 列に表示される短いエラーメッセージを表示します。このデフォルト設定を上書きするには、エラーコードを選択し、Edit ボタンをクリックします。Default を選択して、デフォルトの短いエラーメッセージを表示します。クライアントを外部 URL にリダイレクトする URL を選択し、http:// を含む完全な URL を Location フィールドに入力します。File を選択して、クライアントを内部 URL にリダイレクトし、Web サーバーのドキュメントルートの下にファイルの場所を入力します。場所はスラッシュ(/)を開始し、Document Root と相対的である必要があります。
たとえば、404 Not Found エラーコードを 404.html ファイルで作成した Web ページにリダイレクトするには、404.htmlDocumentRoot/../error/404.html にコピーします。この場合、DocumentRoot は定義した Document ルートディレクトリーです(デフォルトは /var/www/html/です)。Document Root がデフォルトの場所に残っている場合は、そのファイルを /var/www/error/404.html にコピーする必要があります。404 - Not Found エラーコードとして File を選択し、Location/error/404.html を入力します。
デフォルトの Error Page Footer メニューから、以下のオプションのいずれかを選択できます。
  • メールアドレスと共にフッター を表示 - すべてのエラーページの下部にあるデフォルトのフッターと、ServerAdmin ディレクティブで指定された Web サイトメンテナーのメールアドレスを表示します。ServerAdmin ディレクティブの設定に関する情報は、「一般的なオプション」 を参照してください。
  • show footer - エラーページの下部にデフォルトのフッターのみを表示します。
  • フッターなし - エラーページ下部にフッターは表示されません。
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