15.2.2. メール通知の設定
セルフホスト型エンジンノードの HA 状態遷移に対して、SMTP を使用して電子メール通知を設定できます。更新できるキーには、smtp-server
、smtp-port
、source-email
、destination-emails
、および state_transition
が含まれます。
電子メール通知の設定:
セルフホスト型エンジンノードで、
smtp-server
キーを目的の SMTP サーバーアドレスに設定します。# hosted-engine --set-shared-config smtp-server smtp.example.com --type=broker
注記セルフホスト型エンジン設定ファイルが更新されたことを確認するには、次のコマンドを実行します。
# hosted-engine --get-shared-config smtp-server --type=broker broker : smtp.example.com, type : broker
デフォルトの SMTP ポート (ポート 25) が設定されていることを確認します。
# hosted-engine --get-shared-config smtp-port --type=broker broker : 25, type : broker
SMTP サーバーが電子メール通知の送信に使用する電子メールアドレスを指定します。指定できるアドレスは 1 つだけです。
# hosted-engine --set-shared-config source-email source@example.com --type=broker
電子メール通知を受け取る宛先電子メールアドレスを指定します。複数のメールアドレスを指定するには、各アドレスをコンマで区切ります。
# hosted-engine --set-shared-config destination-emails destination1@example.com,destination2@example.com --type=broker
SMTP がセルフホスト型エンジン環境用に適切に設定されていることを確認するには、セルフホスト型エンジンノードの HA 状態を変更し、電子メール通知が送信されたかどうかを確認します。たとえば、HA エージェントをメンテナンスモードにすることで、HA の状態を変更できます。詳細は、「セルフホストエンジンの保守」 を参照してください。