第23章 Red Hat Virtualization Manager で Insight を展開


Red Hat Virtualization Manager がインストールされている既存の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) システムに Red Hat Insights をデプロイするには、以下のタスクを実行します。

  • Red Hat Insights アプリケーションにシステムを登録します。
  • Red Hat Virtualization 環境からのデータ収集を有効にします。

システムを Red Hat Insights に登録します。

Red Hat Insights サービスと通信し、Red Hat Insights コンソールに表示される結果を表示するには、システムを登録します。

[root@server ~]# insights-client --register

Red Hat Virtualization 環境からのデータ収集を有効にする

/etc/ovirt-engine/rhv-log-collector-analyzer/rhv-log-collector-analyzer.conf ファイルを変更して、次の行を含めます。

upload-json=True

Insights の結果を Insights コンソールで確認

システムおよびインフラストラクチャーの結果は、Insights コンソールで 確認することができます。概要 タブには、インフラストラクチャーに対する現在のリスクのダッシュボードビューが表示されます。この開始点から、特定のルールがシステムにどのように影響しているかを調査したり、システムベースのアプローチを使用して、システムにリスクをもたらすすべてのルールの一致を表示したりできます。

  1. Rule hits by severity を選択し、インフラストラクチャーにもたらす Total Risk でルールを表示します (CriticalImportantModerate、または Low)。

    または、以下を実行します。

  2. Rule hits by category を選択し、インフラストラクチャーにもたらすリスクの種類を表示します (AvailabilityStabilityPerformance、または Security)。
  3. 特定のルールを名前で検索したり、ルールの一覧をスクロールして、Ansible Playbook のリスク、システム公開、および可用性に関するハイレベルな情報を確認して修正を自動化します。
  4. ルールをクリックして、ルールの説明を表示し、関連するナレッジベースの記事から詳細を確認し、影響を受けるシステムのリストを表示します。
  5. システムをクリックすると、検出された問題と手順に関する特定の情報を表示して、問題を解決します。
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