9.6. ネットワーク接続性の分析と監視
9.6.1. Skydive の導入
Skydive を使用すると、外部ネットワークプロバイダー として定義された Open Virtual Networks(OVN) を含む論理ネットワークを監視できます。Skydive は、ネットワークトポロジー、依存関係、フローのライブビューの提供、レポート生成、設定監査を実行します。
Skydive が提示するデータを使用して、以下を行うことができます。
- パケットロスの検出
- ブリッジやインターフェイスを含むクラスターのネットワークトポロジーを取得して、デプロイメントが正しく機能していることを確認します
- 予想される MTU 設定が正しく適用されているかどうかを確認します。
- 仮想マシン間、または仮想マシンとホストの間のネットワークトラフィックの取得
Skydive の機能セットの詳細は、http://skydive.network を参照してください。
Skydive はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポートについての詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。