11.4.2. POSIX 準拠ファイルシステムストレージの追加
この手順では、既存の POSIX 準拠ファイルシステムストレージをデータドメインとして Red Hat Virtualization 環境にアタッチする方法について説明します。
手順
-
をクリックします。 - New Domain をクリックします。
- ストレージドメインの Name を入力します。
-
このストレージドメインと関連づける Data Center を選択します。選択したデータセンターのタイプは、POSIX (POSIX compliant FS) でなければなりません。または、
(none)
選択します。 Domain Function ドロップダウンリストから
Data
を選択し、Storage Type ドロップダウンリストからPOSIX compliant FS
を選択します。該当する場合には、ドロップダウンメニューから Format を選択します。
- Host のドロップダウンリストからホストを選択します。
-
通常
mount
コマンドで指定するように、POSIX ファイルシステムへの Path を入力します。 -
通常
-t
引数を使用してmount
コマンドで指定するように、VFS Type を入力します。有効な VFS タイプの一覧は、man mount
で確認してください。 -
通常
mount
コマンドに-o
引数を指定して指定するように、追加の Mount Options を入力します。このマウントオプションはコンマ区切りリストで提示してください。有効なマウントオプションの一覧については、man mount
で確認してください。 オプションで、詳細パラメーターを設定することが可能です。
- Advanced Parameters をクリックします。
- Warning Low Space Indicator のフィールドに、パーセンテージ値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこの値を下回ると、ユーザーに警告のメッセージが表示され、ログに記録されます。
- Critical Space Action Blocker のフィールドに GB 単位で値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこの値を下回ると、ユーザーにエラーメッセージが表示され、ログに記録されます。容量を消費する新規アクションは、一時的であってもすべてブロックされます。
- 削除後にワイプするオプションを有効にするには、Wipe After Delete のチェックボックスを選択します。このオプションは、ドメインの作成後に編集することが可能ですが、その場合にはすでに存在していたディスクの削除後にワイププロパティーは変更されません。
- OK をクリックします。