9.6.2. Skydive のインストール
手順
Manager マシンに skydive-ansible をインストールします。
# yum --disablerepo="*" --enablerepo="rhel-7-server-rpms,rhel-7-server-extras-rpms,rhel-7-server-rh-common-rpms,rhel-7-server-openstack-14-rpms" install skydive-ansible
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/usr/share/ovirt-engine/playbooks/install-skydive.inventory.sample
を現在のディレクトリーにコピーし、この名前をinventory
に変更します。 以下のように
inventory/01_hosts
ファイルを変更します (完全なコンテンツについては、以下を参照してください)。- skydive_os_auth_url を Manager の FQDN に更新します。これは、Manager と同じ FQDN を使用する OVN により使用されます。
-
ovn_provider_username を OVN プロバイダーに使用されるユーザー名で更新します。デフォルトは
/etc/ovirt-provider-ovn/ovirt-provider-ovn.conf
で定義されています。 - ovn_provider_password を更新します。
[agents:children] <host_group> で、Skydive エージェントをインストールするホスト、クラスター、またはデータセンターを定義します。
以下を実行して有効なグループの一覧を表示できます。
/usr/share/ovirt-engine-metrics/bin/ovirt-engine-hosts-ansible-inventory | python -m json.tool
注記各ホストを明示的に一覧表示する必要はありません。クラスターのすべてのホストにエージェントをインストールするには、ovirt_cluster_Default を追加します。または、データセンター内のすべてのホストにエージェントをインストールするには、ovirt_datacenter_Default を追加します。
インベントリーファイルのサンプル
[agents] [analyzers] [skydive:children] analyzers agents [skydive:vars] skydive_listen_ip=0.0.0.0 skydive_deployment_mode=package skydive_extra_config={'agent.topology.probes': ['ovsdb', 'neutron'], 'agent.topology.neutron.ssl_insecure': true} skydive_fabric_default_interface=ovirtmgmt skydive_os_auth_url=https://MANAGERS_FQDN:35357/v2.0 skydive_os_service_username=ovn_provider_username skydive_os_service_password=ovn_provider_password skydive_os_service_tenant_name=service skydive_os_service_domain_name=Default skydive_os_service_region_name=RegionOne [agents:vars] ansible_ssh_private_key_file=/etc/pki/ovirt-engine/keys/engine_id_rsa [agents:children] host_group [analyzers] localhost ansible_connection=local
Playbook を実行します。
# ansible-playbook -i inventory /usr/share/ovirt-engine/playbooks/install-skydive.yml /usr/share/skydive-ansible/playbook.yml.sample
Skydive が仮想マシンのポートを認識していることを確認するには、http://MANAGERS_FQDN:8082 にアクセスし、仮想マシンを選択して、Capture タブの Metadata セクションで次のフィールドを確認します。
- Manager: Neutron
- networkName: network_name
- ipV4: IP_address (サブネットが使用される場合)
Skydive を使用してネットワークのアクティビティーをキャプチャーする方法の例を確認するには、「Skydive を使用したネットワーク接続のテスト」 を参照してください。