19.2. Directory Server の概要
インストール中に、Red Hat Virtualization Manager は 内部 ドメインに 管理 ユーザーを作成します。このユーザーは、admin@internal
とも呼ばれます。このアカウントは、環境の初期設定およびトラブルシューティングに使用することを目的としています。外部 Directory Server を接続し、ディレクトリーユーザーを追加し、適切なロールと権限を割り当てた後、必要がない場合は admin@internal
ユーザーを無効にすることができます。サポートされる Directory Server は次のとおりです。
- 389ds
- 389ds RFC-2307 Schema
- Active Directory
- IBM Security Directory Server
- IBM Security Directory Server RFC-2307 Schema
- FreeIPA
- iDM
- Novell eDirectory RFC-2307 スキーマ
- OpenLDAP RFC-2307 Schema
- OpenLDAP Standard Schema
- Oracle Unified Directory RFC-2307 スキーマ
- RFC-2307 スキーマ (汎用)
- Red Hat Directory Server (RHDS)
- Red Hat Directory Server (RHDS) RFC-2307 Schema
- iPlanet
Red Hat Virtualization Manager (rhevm
) と IdM (ipa-server
) を同じシステムにインストールすることはできません。IdM は、Red Hat Virtualization Manager で必要な mod_ssl
パッケージと互換性がありません。
ディレクトリーサーバーとして Active Directory を使用していて、テンプレートと仮想マシンの作成に sysprep を使用する場合は、Red Hat Virtualization の管理ユーザーにドメインの制御を委任する必要があります。
- コンピューターをドメインに参加させる
- グループのメンバーシップを変更する
Active Directory でユーザーアカウントを作成する方法の詳細は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc732336.aspx を参照してください。
Active Directory での制御の委任に関する情報は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc732524.aspx を参照してください。