15.2. Manager 仮想マシンの管理


hosted-engine ユーティリティーは、Manager 仮想マシンの管理に役立つ多くのコマンドを提供します。hosted-engine は、任意のセルフホスト型エンジンノードで実行できます。利用可能なコマンドをすべて表示するには、hosted-engine --help を実行します。特定のコマンドの詳細については、hosted-engine --command --help を実行してください。

15.2.1. セルフホスト型エンジン設定の更新

セルフホスト型エンジン設定を更新するには、hosted-engine --set-shared-config コマンドを使用します。このコマンドは、初期デプロイ後に共有ストレージドメインのセルフホスト型エンジン設定を更新します。

現在の設定値を表示するには、hosted-engine --get-shared-config コマンドを使用します。

利用可能なすべての設定キーの一覧とそれに対応するタイプを表示するには、以下のコマンドを入力します。

# hosted-engine --set-shared-config key --type=type --help

type は次のいずれかです。

he_local

ローカルホストの etc/ovirt-hosted-engine/hosted-engine.conf のローカルインスタンスに値を設定し、そのホストのみが新しい値を使用するようにします。新しい値を有効にするには、ovirt-ha-agent サービスおよび ovirt-ha-broker サービスを再起動します。

he_shared

共有ストレージの etc/ovirt-hosted-engine/hosted-engine.conf に値を設定するため、設定の変更後にデプロイされるすべてのホストがこれらの値を使用します。ホストで新しい値を有効にするには、そのホストを再デプロイします。

ha

ローカルストレージの /var/lib/ovirt-hosted-engine-ha/ha.conf に値を設定します。新しい設定はすぐに有効になります。

broker

ローカルストレージの /var/lib/ovirt-hosted-engine-ha/broker.conf に値を設定します。ovirt-ha-broker サービスを再起動して、新しい設定を有効にします。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.