14.2.9. 外部ネットワークプロバイダーの追加
OpenStack Neutron REST API を実装する任意のネットワークプロバイダーを Red Hat Virtualization に追加できます。仮想インターフェイスドライバーは、外部ネットワークプロバイダーの実装者が提供する必要があります。ネットワークプロバイダーおよび仮想インターフェイスドライバーの参照実装は、https://github.com/mmirecki/ovirt-provider-mock および https://github.com/mmirecki/ovirt-provider-mock/blob/master/docs/driver_instalation から利用できます。
ネットワークプロビジョニング用の外部ネットワークプロバイダーの追加
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をクリックします。 - Add をクリックし、General Settings タブに詳細を入力します。これらのフィールドの詳細は、「プロバイダーの一般設定の説明を追加」 を参照してください。
- Name および Description を入力します。
- タイプ ドロップダウンリストから 外部ネットワークプロバイダー を選択します。
- 必要に応じて、Networking Plugin テキストボックスをクリックし、ドロップダウンメニューから適切なドライバーを選択します。
必要に応じて、Automatic Synchronization チェックボックスをオンにします。これにより、外部ネットワークプロバイダーと既存のネットワークの自動同期が可能になります。この機能は、外部ネットワークプロバイダーを追加する際にデフォルトで無効にされます。
注記自動同期は、engine-setup ツールによって作成された ovirt-provider-ovn ネットワークプロバイダーでデフォルトで有効になっています。
外部ネットワークプロバイダーがインストールされているマシンの URL または完全修飾ドメイン名を Provider URL テキストフィールドに入力し、その後にポート番号を入力します。デフォルトでは、Read-Only チェックボックスがオンになっています。これにより、ユーザーは外部ネットワークプロバイダーを変更できなくなります。
重要セットアップが Red Hat でサポートされるようにするには、Read-Only チェックボックスをオンのままにしておく必要があります。
必要に応じて、Requires Authentication チェックボックスをオンにし、Keystone に登録されている外部ネットワークプロバイダーユーザーの ユーザー名 と パスワード を入力します。Protocol、Hostname、および API Port を定義して Keystone サーバーの認証 URL を定義する必要もあります。
必要に応じて、外部ネットワークプロバイダーの Tenant を入力します。
認証情報をテストします。
- Test をクリックし、提供された認証情報を使用して、外部ネットワークプロバイダーで正常に認証できるかどうかをテストします。
- 外部ネットワークプロバイダーが SSL を使用している場合は、Import provider certificates ウィンドウが開きます。OK をクリックして、外部ネットワークプロバイダーが提供する証明書をインポートし、Manager がインスタンスと通信できるようにします。
- OK をクリックします。
このプロバイダーのネットワークを使用する前に、ホストに仮想インターフェイスドライバーをインストールし、ネットワークをインポートする必要があります。ネットワークをインポートするには、「外部プロバイダーからのネットワークのインポート」 を参照してください。