16.2.3.2.3. 新たな Data Warehouse マシンの設定


本セクションで示すオプションまたは設定の順序は、お使いの環境によって異なる場合があります。

  1. ovirt_engine_history データベースと Data Warehouse サービスの両方を 同じ マシンに移行する場合は、以下のコマンドを実行します。移行しない場合は、次のステップに進みます。

    # sed -i '/^ENGINE_DB_/d' \
            /etc/ovirt-engine-dwh/ovirt-engine-dwhd.conf.d/10-setup-database.conf
    
    # sed -i \
         -e 's;^\(OVESETUP_ENGINE_CORE/enable=bool\):True;\1:False;' \
         -e '/^OVESETUP_CONFIG\/fqdn/d' \
         /etc/ovirt-engine-setup.conf.d/20-setup-ovirt-post.conf
  2. engine-setup コマンドを実行し、マシンでの Data Warehouse の設定を開始します。

    # engine-setup
  3. Enter を押して、Data Warehouse を設定します。

    Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]:
  4. Enter キーを押して自動検出されたホスト名をそのまま使用するか、別のホスト名を入力して Enter キーを押します。

    Host fully qualified DNS name of this server [autodetected host name]:
  5. Enter キーを押してファイアウォールを自動設定するか、No と入力して Enter キーを押し、既存の設定を維持します。

    Setup can automatically configure the firewall on this system.
    Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings.
    Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:

    ファイアウォールの自動設定を選択した場合に、ファイアウォール管理機能がアクティブ化されていなければ、サポートされているオプション一覧から、選択したファイアウォール管理機能を指定するように要求されます。ファイアウォール管理機能の名前を入力して、Enter キーを押してください。この操作は、オプションが 1 つしかリストされていない場合でも必要です。

  6. Manager の完全修飾ドメイン名およびパスワードを入力します。その他のフィールドについては、Enter キーを押してそれぞれのデフォルト値をそのまま使用します。

    Host fully qualified DNS name of the engine server []: engine-fqdn
    Setup needs to do some actions on the remote engine server. Either automatically, using ssh as root to access it, or you will be prompted to manually perform each such action.
    Please choose one of the following:
    1 - Access remote engine server using ssh as root
    2 - Perform each action manually, use files to copy content around
    (1, 2) [1]:
    ssh port on remote engine server [22]:
    root password on remote engine server engine-fqdn: password
  7. Manager データベースマシンの完全修飾ドメイン名 (FQDN) およびパスワードを入力します。その他のフィールドについては、Enter キーを押してそれぞれのデフォルト値をそのまま使用します。

    Engine database host []: manager-db-fqdn
    Engine database port [5432]:
    Engine database secured connection (Yes, No) [No]:
    Engine database name [engine]:
    Engine database user [engine]:
    Engine database password: password
  8. インストールの設定を確認します。

    Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:

これで、Data Warehouse サービスがリモートマシンに設定されました。次は、Manager マシンの Data Warehouse サービスを無効にします。

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