第19章 ユーザーとロール


19.1. ユーザーの概要

Red Hat Virtualization には、ローカルドメインと外部ドメインの 2 種類のユーザードメインがあります。Manager のインストールプロセス中に、内部 ドメインと呼ばれるデフォルトのローカルドメインとデフォルトのユーザー admin が作成されます。

ovirt-aaa-jdbc-tool を使用して、internal ドメインに追加のユーザーを作成できます。ローカルドメインに作成されたユーザーアカウントは、ローカルユーザーとして知られています。また、Red Hat Directory Server、Active Directory、OpenLDAP、その他多くのサポート対象オプションなどの外部 Directory Server を Red Hat Virtualization 環境にアタッチし、外部ドメインとして使用することも可能です。外部ドメインに作成されたユーザーアカウントは、ディレクトリーユーザーとして知られています。

ローカルユーザーとディレクトリーユーザーの両方が、環境で機能する前に、管理ポータルを介して適切なロールおよび権限を割り当てる必要があります。ユーザーロールには、エンドユーザーと管理者の 2 つの主要なタイプがあります。エンドユーザーのロールは、VM ポータルからの仮想リソースを使用および管理します。管理者のロールは、管理ポータルを使用してシステムインフラストラクチャーを維持します。ロールは、仮想マシンやホストなどの個々のリソースのユーザーに割り当てることも、クラスターやデータセンターなどのオブジェクトの階層に割り当てることもできます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.