2.5. Jenkins エージェント Pod の保持
Jenkins エージェント Pod は、ビルドが完了するか、停止された後にデフォルトで削除されます。この動作は、Kubernetes プラグイン Pod の保持設定で変更できます。Pod の保持は、すべての Jenkins ビルドについて各 Pod テンプレートの上書きで設定できます。以下の動作がサポートされます。
-
Always
は、ビルドの結果に関係なくビルド Pod を維持します。 -
Default
は、プラグイン値を使用します (Pod テンプレートのみ)。 -
Never
は、常に Pod を削除します。 -
On Failure
は、Pod がビルド時に失敗した場合に Pod を維持します。
Pod の保持はパイプライン Jenkinsfile で上書きできます。
podTemplate(label: "mypod",
cloud: "openshift",
inheritFrom: "maven",
podRetention: onFailure(), 1
containers: [
...
]) {
node("mypod") {
...
}
}
- 1
podRetention
に許可される値は、never()
、onFailure()
、always()
、およびdefault()
です。
警告
保持される Pod は実行し続け、リソースクォータに対してカウントされる可能性があります。