5.4. クラスターノードジャーナルログのクエリー
個別のクラスターノードの /var/log
内で journald
ユニットログおよびその他のログを収集できます。
前提条件
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。注記OpenShift Dedicated デプロイメントでは、Customer Cloud Subscription (CCS) モデルを使用していないお客様は、
cluster-admin
権限が必要なため、oc adm node-logs
コマンドを使用できません。-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
OpenShift Dedicated クラスターノードから
kubelet
のjournald
ユニットログをクエリーします。以下の例では、コントロールプレーンノードのみがクエリーされます。$ oc adm node-logs --role=master -u kubelet 1
- 1
- 他のユニットログをクエリーするために、
kubelet
を適宜置き換えます。
クラスターノードの
/var/log/
の下にある特定のサブディレクトリーからログを収集します。/var/log/
サブディレクトリー内に含まれるログの一覧を取得します。以下の例では、すべてのコントロールプレーンノードの/var/log/openshift-apiserver/
にあるファイルをリスト表示します。$ oc adm node-logs --role=master --path=openshift-apiserver
/var/log/
サブディレクトリー内の特定ログを確認します。以下の例は、すべてのコントロールプレーンノードから/var/log/openshift-apiserver/audit.log
コンテンツを出力します。$ oc adm node-logs --role=master --path=openshift-apiserver/audit.log