1.3. クラスターの個々のアップグレードのスケジュール
OpenShift Cluster Manager を使用して、OpenShift Dedicated クラスターを手動で 1 回アップグレードできます。
手順
- OpenShift Cluster Manager で、クラスターリストからクラスターを選択します。
- Upgrade settings タブをクリックして、アップグレード Operator にアクセスします。Details の見出しの下にあるクラスターバージョンの横の Update をクリックして、Overview タブからクラスターを更新することもできます。
- 個別のアップグレードをスケジュールするには、Individual updates を選択します。
- Update Status ボックスの Update をクリックします。
- クラスターをアップグレードするバージョンを選択します。推奨されるクラスターのアップグレードが UI に表示されます。利用可能な各アップグレードバージョンの詳細については、View release notes をクリックしてください。
- 承認が必要な更新バージョンを選択した場合は、管理者承認を指定し、Approve and continue をクリックします。
- Next をクリックします。
アップグレードをスケジュールするには、以下を実行します。
- 今から 1 時間以内にアップグレードするには、Upgrade now をクリックします。
- Schedule a different time をクリックし、クラスターをアップグレードする日時を指定します。
- Next をクリックします。
- アップグレードポリシーを確認し、Confirm upgrade をクリックします。
- クラスターのアップグレードがスケジュールされると、確認が表示されます。Close をクリックします。
- オプション: ドロップダウンリストから指定された時間を選択して、Node draining の猶予期間を設定します。デフォルトで 1 時間 の猶予期間が設定されています。
Overview タブのクラスターバージョンの横にある UI に、アップグレードがスケジュールされていることが示されます。View details をクリックして、アップグレードの詳細を表示します。スケジュールされたアップグレードをキャンセルする必要がある場合は、View Details ポップアップから Cancel this upgrade をクリックします。
同じアップグレードの詳細は、Upgrade status ボックスの下の Upgrade settings タブで確認できます。スケジュールされたアップグレードをキャンセルする必要がある場合は、Upgrade status ボックスで Cancel this upgrade をクリックします。
OpenShift Dedicated で CVE またはその他の重大な問題が見つかった場合、修正がリリースされてから 48 時間以内にすべてのクラスターがアップグレードされます。修正が利用可能になると、その時点から 48 時間以内の希望する最も早い時間に、アップグレードが自動的に開始されることが通知されます。定期的なアップグレードを開始する前であれば、いつでも手動でアップグレードできます。