第20章 用語集
この用語集では、ロギングのドキュメントで使用される一般的な用語を定義します。
- アノテーション
- アノテーションを使用して、メタデータをオブジェクトに添付できます。
- Red Hat OpenShift Logging Operator
- Red Hat OpenShift Logging Operator は、アプリケーション、インフラストラクチャー、監査ログの収集と転送を制御する一連の API を提供します。
- カスタムリソース (CR)
-
CR は Kubernetes API のエクステンションです。ロギングとログ転送を設定するために、
ClusterLogging
およびClusterLogForwarder
カスタムリソースをカスタマイズできます。 - イベントルーター
- イベントルーターは、OpenShift Dedicated のイベントを監視する Pod です。ロギングを使用してログを収集します。
- Fluentd
- Fluentd は、各 OpenShift Dedicated ノードに常駐するログコレクターです。アプリケーション、インフラストラクチャー、および監査ログを収集し、それらをさまざまな出力に転送します。
- ガベージコレクション
- ガベージコレクションは、終了したコンテナーや実行中の Pod によって参照されていないイメージなどのクラスターリソースをクリーンアップするプロセスです。
- Elasticsearch
- Elasticsearch は、分散検索および分析エンジンです。OpenShift Dedicated は、ロギングのデフォルトのログストアとして Elasticsearch を使用します。
- OpenShift Elasticsearch Operator
- OpenShift Elasticsearch Operator は、OpenShift Dedicated で Elasticsearch クラスターを実行するために使用されます。OpenShift Elasticsearch Operator は、Elasticsearch クラスター操作のセルフサービスを提供し、ロギングによって使用されます。
- インデックス作成
- インデックス作成は、データをすばやく見つけてアクセスするために使用されるデータ構造手法です。インデックスを作成すると、クエリーの処理時に必要なディスクアクセスの量が最小限に抑えられるため、パフォーマンスが最適化されます。
- JSON ロギング
- ログ転送 API を使用すると、JSON ログを構造化オブジェクトに解析し、それらをロギングが管理する Elasticsearch またはログ転送 API でサポートされる他のサードパーティーシステムに転送できます。
- Kibana
- Kibana は、ヒストグラム、折れ線グラフ、円グラフを使用して Elasticsearch データを照会、検出、視覚化するためのブラウザーベースのコンソールインターフェイスです。
- Kubernetes API サーバー
- Kubernetes API サーバーは、API オブジェクトのデータを検証して設定します。
- Labels
- ラベルは、Pod などのオブジェクトのサブセットを整理および選択するために使用できるキーと値のペアです。
- Logging
- ロギングを使用すると、クラスター全体のアプリケーション、インフラストラクチャー、監査ログを集約できます。また、ログをデフォルトのログストアに保存したり、サードパーティーのシステムに転送したり、デフォルトのログストアに保存されているログを照会して視覚化したりすることもできます。
- ロギングコレクター
- ロギングコレクターは、クラスターからログを収集してフォーマットし、ログストアまたはサードパーティーシステムに転送します。
- ログストア
- ログストアは、集約されたログを格納するために使用されます。内部ログストアを使用することも、外部ログストアにログを転送することもできます。
- ログビジュアライザー
- ログビジュアライザーは、ログ、グラフ、チャート、その他のメトリクスなどの情報を表示するために使用できるユーザーインターフェイス (UI) コンポーネントです。
- Node
- ノードは、OpenShift Dedicated クラスター内のワーカーマシンです。ノードは、仮想マシン (VM) または物理マシンのいずれかです。
- Operator
- Operator は、OpenShift Dedicated クラスターで Kubernetes アプリケーションをパッケージ化、デプロイ、および管理するための推奨される方法です。Operator は、人間による操作に関する知識を取り入れて、簡単にパッケージ化してお客様と共有できるソフトウェアにエンコードします。
- Pod
- Pod は、Kubernetes における最小の論理単位です。Pod は 1 つ以上のコンテナーで構成され、ワーカーノードで実行されます。
- ロールベースアクセス制御 (RBAC)
- RBAC は、クラスターユーザーとワークロードが、ロールを実行するために必要なリソースにのみアクセスできるようにするための重要なセキュリティーコントロールです。
- シャード
- Elasticsearch は、Fluentd からのログデータをデータストアまたはインデックスに編成し、各インデックスをシャードと呼ばれる複数の部分に分割します。
- taint
- taint は、Pod が適切なノードに確実にスケジュールされるようにします。ノードに 1 つ以上の taint を適用できます。
- toleration
- Pod に toleration を適用できます。Tolerations を使用すると、スケジューラーは、taint が一致する Pod をスケジュールできます。
- Web コンソール
- OpenShift Dedicated を管理するためのユーザーインターフェイス (UI)。OpenShift Dedicated の Web コンソールは、https://console.redhat.com/openshift にあります。