15.6.3. 仮想ディスクイメージのサイズ変更


既存のディスクイメージに追加の領域が必要な場合は、qemu-img resize ユーティリティーを使用して、ユースケースに合わせてイメージのサイズを変更できます。

前提条件

  • ディスクイメージのバックアップを作成済みである。
  • ディスクイメージを使用する仮想マシンがすべてシャットダウンしている。

    警告

    実行中の仮想マシンのディスクイメージのサイズを変更すると、データの破損やその他の問題が発生する可能性があります。

  • ホストのハードディスクに、意図したディスクイメージサイズに対して十分な空き領域がある。
  • オプション: ディスクイメージにデータの破損や同様の問題がないことを確認済みである。手順は、仮想ディスクイメージの整合性のチェック を参照してください。

手順

  1. サイズを変更する仮想マシンのディスクイメージファイルの場所を判別します。以下に例を示します。

    # virsh domblklist <vm-name>
    
     Target   Source
    ----------------------------------------------------------
     vda      /home/username/disk-images/example-image.qcow2
  2. オプション: 現在のディスクイメージをバックアップします。

    # cp <example-image.qcow2> <example-image-backup.qcow2>
  3. qemu-img resize ユーティリティーを使用して、イメージのサイズを変更します。

    たとえば、<example-image.qcow2> のサイズを 10 GB 増やすには、次のようにします。

    # qemu-img resize <example-image.qcow2> +10G
  4. ディスクイメージ内のファイルシステム、パーティション、または物理ボリュームのサイズを変更して、使用する領域を追加します。RHEL ゲストオペレーティングシステムでこれを行うには、ストレージデバイスの管理 および ファイルシステムの管理 の手順を参照してください。

検証

  1. サイズを変更したイメージに関する情報を表示し、意図したサイズになっているかを確認します。

    # qemu-img info <converted-image.qcow2>
    
    image: converted-image.qcow2
    file format: qcow2
    virtual size: 30 GiB (32212254720 bytes)
    disk size: 196 KiB
    cluster_size: 65536
    Format specific information:
        compat: 1.1
        compression type: zlib
        lazy refcounts: false
        refcount bits: 16
        corrupt: false
        extended l2: false
  2. サイズを変更したディスクイメージに潜在的なエラーがないか確認します。手順は、仮想ディスクイメージの整合性のチェック を参照してください。
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