103.2. 使用方法
データ形式を使用するには、単にインスタンスをインスタンス化し、ルートビルダーで整列化または非整列化操作を呼び出します。
FlatpackDataFormat fp = new FlatpackDataFormat(); fp.setDefinition(new ClassPathResource("INVENTORY-Delimited.pzmap.xml")); ... from("file:order/in").unmarshal(df).to("seda:queue:neworder");
上記のサンプルは、order/in
フォルダーからファイルを読み取り、ファイルの構造を設定する Flatpack 設定ファイル INVENTORY-Delimited.pzmap.xml
を使用して入力を非整列化します。結果は、SEDA キューに格納する DataSetList
オブジェクトです。
FlatpackDataFormat df = new FlatpackDataFormat(); df.setDefinition(new ClassPathResource("PEOPLE-FixedLength.pzmap.xml")); df.setFixed(true); df.setIgnoreFirstRecord(false); from("seda:people").marshal(df).convertBodyTo(String.class).to("jms:queue:people");
上記のコードでは、Object 表現からのデータを、行の List
として Maps
としてマーシャリングします。Map
としての行には、キーとしての列名と、対応する値が含まれます。この構造は、プロセッサーなどから Java コードで作成できます。Flatpack 形式に従ってデータをマーシャリングし、結果を String
オブジェクトとして変換して JMS キューに格納します。