第230章 Netty4 コンポーネント
Camel バージョン 2.14 以降で利用可能
Camel の netty4 コンポーネントは、Netty プロジェクトバージョン 4 に基づくソケット通信コンポーネントです。
Netty は、プロトコルサーバーやクライアントなどの netwServerInitializerFactoryork アプリケーションの迅速かつ簡単な開発を可能にする NIO クライアントサーバーフレームワークです。
Netty は、TCP や UDP ソケットサーバーなどのネットワークプログラミングを大幅に簡素化および合理化します。
この camel コンポーネントは、プロデューサーエンドポイントとコンシューマーエンドポイントの両方をサポートします。
Netty コンポーネントにはいくつかのオプションがあり、多数の TCP/UDP 通信パラメーター (バッファーサイズ、keepAlive、tcpNoDelay など) をきめ細かく制御し、Camel ルートでの In-Only 通信と In-Out 通信の両方を容易にします。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml
に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-netty4</artifactId> <version>x.x.x</version> <!-- use the same version as your Camel core version --> </dependency>
230.1. URI 形式
netty コンポーネントの URI スキームは次のとおりです。
netty4:tcp://localhost:99999[?options] netty4:udp://remotehost:99999/[?options]
このコンポーネントは、TCP と UDP の両方のプロデューサーエンドポイントとコンシューマーエンドポイントをサポートします。
URI には、?option=value&option=value&…
の形式でクエリーオプションを追加できます。