第9章 Atmos コンポーネント


Camel バージョン 2.15 以降で利用可能

Camel-Atmos は、Atmos Client を使用して ViPR オブジェクトデータサービスを操作できるようにする Apache Camel コンポーネントです。

from("atmos:foo/get?remotePath=/path").to("mock:test");

9.1. オプション

Atmos コンポーネントは、次に示す 5 個のオプションをサポートしています。

名前説明デフォルトタイプ

fullTokenId (security)

Atmos クライアントに渡すトークン ID

 

String

secretKey (security)

Atmos クライアントに渡す秘密鍵

 

String

uri (advanced)

Atmos クライアントが接続するサーバーの URI

 

String

sslValidation (security)

Atmos クライアントが SSL 検証を実行する必要があるかどうか

false

boolean

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

Atmos エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

atmos:name/operation

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

9.1.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

name

Atmos 名

 

String

operation

実行するために 必要な 操作

 

AtmosOperation

9.1.2. クエリーパラメーター (12 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

enableSslValidation (common)

Atmos SSL 検証

false

boolean

fullTokenId (common)

Atmos クライアントの fullTokenId

 

String

localPath (common)

ファイルを置くローカルパス

 

String

newRemotePath (common)

ファイル移動時の Atmos 上の新しいパス

 

String

query (common)

Atmos での検索クエリー

 

String

remotePath (common)

Atmos でファイルを配置する場所

 

String

secretKey (common)

Atmos 共有シークレット

 

String

uri (common)

Atomos サーバー uri

 

String

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

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