第45章 Binding コンポーネント (非推奨)


Camel バージョン 2.11 以降で利用可能

Camel の用語では、バインディング はコントラクトでエンドポイントをラップする方法です。データ形式、コンテンツエンリッチャー、検証ステップなど。バインディングは完全にオプションであり、任意の camel エンドポイントで使用することを選択できます。

バインディングは、Camel などのさまざまなテクノロジーにサービスコントラクトを追加する SwitchYard プロジェクト の作業によって引き起こされます。ただし、Camel を SCA でラップする SwitchYard アプローチではなく、Camel Bindings は、Camel フレームワーク自体内のコントラクトで Camel エンドポイントをラップする方法を提供します。そのため、どの Camel ルート内でも簡単に使用できます。

45.1. オプション

Binding コンポーネントにはオプションがありません。

Binding エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

binding:bindingName:delegateUri

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

45.1.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

bindingName

必須 Camel レジストリーでルックアップするバインディングの名前。

 

String

delegateUri

デリゲートエンドポイントの 必須 Uri。

 

String

45.1.2. クエリーパラメーター (4 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

エクスチェンジの作成時にデフォルトのエクスチェンジパターンを設定します。

 

ExchangePattern

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

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