第47章 port


本章では、port コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

47.1. port create

新規ポートの作成

使用方法

openstack port create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                             [-c COLUMN] [--max-width <integer>] [--fit-width]
                             [--print-empty] [--noindent] [--prefix PREFIX]
                             --network <network> [--description <description>]
                             [--device <device-id>]
                             [--mac-address <mac-address>]
                             [--device-owner <device-owner>]
                             [--vnic-type <vnic-type>] [--host <host-id>]
                             [--dns-name dns-name]
                             [--fixed-ip subnet=<subnet>,ip-address=<ip-address> | --no-fixed-ip]
                             [--binding-profile <binding-profile>]
                             [--enable | --disable] [--project <project>]
                             [--project-domain <project-domain>]
                             [--security-group <security-group> | --no-security-group]
                             [--qos-policy <qos-policy>]
                             [--enable-port-security | --disable-port-security]
                             [--allowed-address ip-address=<ip-address>[,mac-address=<mac-address>]]
                             [--tag <tag> | --no-tag]
                             <name>

表47.1 表の書式設定
概要

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

表47.2 位置引数
概要

<name>

このポートの名前

表47.3 出力形式の設定
概要

出力フォーマッターオプション -f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表47.4 JSON 書式設定
概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表47.5 その他の引数 (オプション):
概要

--enable

ポートを有効にします (デフォルト)。

--no-security-group

このポートとはどのセキュリティーグループも関連付けません。

--allowed-address ip-address=<ip-address>[,mac-address=<mac-address>]

このポートに関連付けられる許可アドレスペアを追加します:ip-address=<ip-address>[,mac-address=<mac-address>](複数の許可アドレスペアを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--fixed-ip subnet=<subnet>,ip-address=<ip-address>

このポートに必要な ip やサブネット (名前または id): subnet=<subnet>,ip-address=<ip-address>(複数の Fixed IP アドレスを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--disable-port-security

このポートのポートセキュリティーを無効にします。

--enable-port-security

このポートのポートセキュリティーを有効にします (デフォルト)。

--device-owner <device-owner>

このポートのデバイス所有者。これは、ポートを使用するエンティティーです (例:network:dhcp)。

--network <network>

このポートが属するネットワーク (名前または id)

--device <device-id>

ポートデバイス ID

--vnic-type <vnic-type>

このポートの vNIC 種別 (direct)

direct-physical

macvtap

normal

baremetal

virtio-forwarder, default: normal)

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--disable

ポートを無効にします。

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン (名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--mac-address <mac-address>

このポートの MAC アドレス (管理者のみ)

--no-tag

ポートにタグを関連付けません。

--binding-profile <binding-profile>

binding:profile として渡されるカスタムデータ。データは <key>=<value> または JSON として渡されることがあります (複数の binding:profile データを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)。

--security-group <security-group>

このポートに関連付けるセキュリティーグループ (名前または ID)(複数のセキュリティーグループを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--qos-policy <qos-policy>

このポートに qos ポリシーを割り当てます (名前または id)。

--project <project>

所有者のプロジェクト (名前または ID)

--tag <tag>

ポートに追加されるタグ (複数のタグを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--description <description>

このポートの説明

--no-fixed-ip

このポートには ip または subnet を設定しません。

--host <host-id>

ホスト <host-id>でポートを割り当てます (id のみ)。

--dns-name dns-name

表47.6 Shell フォーマッター
概要

UNIX シェルが解析できる形式(variable="value")--prefix PREFIX

すべての変数名に接頭辞を追加します。

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