7.5. CLI を使用して仮想マシンをリスト表示する
VirtualMachine マニフェストを編集または作成することで、コマンドラインから仮想マシン (VM) を作成できます。仮想マシンマニフェストでインスタンスタイプを使用すると、仮想マシン設定を簡素化できます。
OpenShift Dedicated Web コンソールを使用して、インスタンスタイプから仮想マシンを作成することもできます。
7.5.1. VirtualMachine マニフェストからの仮想マシンの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
VirtualMachine マニフェストから仮想マシンを作成できます。これらのマニフェストの作成を簡素化するには、virtctl コマンドラインツールを使用できます。
前提条件
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virtctlCLI がインストールされている。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
仮想マシンの
VirtualMachineマニフェストを作成し、YAML ファイルとして保存します。たとえば、最小限の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 仮想マシンを作成するには、次のコマンドを実行します。$ virtctl create vm --name rhel-9-minimal --volume-import type:ds,src:openshift-virtualization-os-images/rhel9仮想マシンの
VirtualMachineマニフェストを確認します。注記このサンプルマニフェストでは、仮想マシン認証は設定されません。
RHEL 仮想マシンのマニフェストの例
apiVersion: kubevirt.io/v1 kind: VirtualMachine metadata: name: rhel-9-minimal spec: dataVolumeTemplates: - metadata: name: imported-volume-mk4lj spec: sourceRef: kind: DataSource name: rhel9 namespace: openshift-virtualization-os-images storage: resources: {} instancetype: inferFromVolume: imported-volume-mk4lj inferFromVolumeFailurePolicy: Ignore preference: inferFromVolume: imported-volume-mk4lj inferFromVolumeFailurePolicy: Ignore runStrategy: Always template: spec: domain: devices: video: type: virtio memory: guest: 512Mi resources: {} terminationGracePeriodSeconds: 180 volumes: - dataVolume: name: imported-volume-mk4lj name: imported-volume-mk4lj-
name: rhel-9-minimalは、仮想マシンの名前を指定します。 -
name: rhel9は、sourceRefセクションでゲストオペレーティングシステムのブートソースを指定します。 -
namespace: openshift-virtualization-os-imagesは、ブートソースの namespace を指定します。ゴールデンイメージは、openshift-virtualization-os-imagesnamespace に保存されます。 -
instancetype: inferFromVolume: imported-volume-mk4ljは、選択されたDataSourceオブジェクトから推論されたインスタンスタイプを指定します。 -
preference: inferFromVolume: imported-volume-mk4ljは、選択されたDataSourceオブジェクトからプリファレンスが推測されることを指定します。 -
type: virtioは、ハードウェアグラフィックスアクセラレーションを有効にするために、カスタムビデオデバイス (この例では VirtIO デバイス) を使用することを指定します。カスタムビデオデバイスの有効化は、OpenShift Virtualization 4.21 のテクノロジープレビューに含まれています。
-
マニフェストファイルを使用して仮想マシンを作成します。
$ oc create -f <vm_manifest_file>.yamlオプション: 仮想マシンを起動します。
$ virtctl start <vm_name>
7.5.1.1. サポートされているカスタムビデオデバイスの種類 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
仮想マシン (VM) を作成する際に、カスタムビデオデバイスタイプを設定して、デフォルトのビデオ設定をオーバーライドできます。
カスタムビデオデバイスを設定することで、ゲストオペレーティングシステムの要件やパフォーマンスのニーズに基づいて、異なるビデオデバイスを指定できます。
カスタムビデオデバイスのサポートは、テクノロジープレビュー機能としてのみ提供されています。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat では、実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
カスタムビデオデバイスの使用には、いくつかの利点があります。
- パフォーマンス
- 一部のビデオデバイスは、デフォルト設定よりも優れたパフォーマンスを発揮します。たとえば、AMD/x86_64 アーキテクチャーにおいて、VirtIO は従来の VGA よりも効率的なビデオデバイスです。
- 解像度の柔軟性
- 一部のビデオデバイスタイプでは、カスタムディスプレイ解像度を設定できます。
- メモリー効率
- 一部のビデオタイプは、ヘッドレスモードやコンソール専用モードでの操作において、メモリー効率がより優れています。
以下のビデオデバイスタイプを設定できます。
-
VirtIO: ホストにタスクをオフロードすることで、パフォーマンスの向上、およびハードウェアアクセラレーションによるビデオのデコードとエンコードを実現します。
VirtIOドライバーが利用可能な最新のゲストオペレーティングシステムでの使用を推奨します。 - VGA: アナログビデオディスプレイの標準規格です (BIOS を使用する AMD/x86_64 のデフォルト設定)。
- Bochs: ゲストオペレーティングシステムがディスプレイ設定を管理するためのシンプルなインターフェイスを提供するエミュレートされたグラフィックアダプターです (EFI を使用する AMD/x86_64 のデフォルト設定)。
- Cirrus: 安定した映像出力を提供する、従来型のビデオデバイス。
- ramfb: シンプルでアクセラレーション機能のない仮想ディスプレイデバイスで、主に QEMU エミュレーターで使用され、ARM アーキテクチャーに適しています。
| アーキテクチャー | ブートモード | デフォルトタイプ | サポートされるタイプ |
|---|---|---|---|
| AMD/x86_64 | BIOS |
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| AMD/x86_64 | EFI |
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| ARM64 | BIOS/EFI |
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| s390x | BIOS/EFI |
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