13.3. 仮想マシンのカスタムメトリクスの公開


Prometheus 監視システムに基づいた OpenShift Dedicated モニタリングスタックを使用して、コアプラットフォームコンポーネントを監視します。さらに、CLI を使用してユーザー定義プロジェクトの監視を有効にし、node-exporter サービスを介して仮想マシン用に公開されているカスタムメトリクスをクエリーします。

13.3.1. ノードエクスポーターサービスの設定

node-exporter エージェントは、メトリクスを収集するクラスター内のすべての仮想マシンにデプロイされます。node-exporter エージェントをサービスとして設定し、仮想マシンに関連付けられた内部メトリクスおよびプロセスを公開します。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとしてクラスターにログインしている。
  • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを openshift-monitoring プロジェクトに作成する。
  • enableUserWorkloadtrue に設定して、user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを openshift-user-workload-monitoring プロジェクトに設定する。

手順

  1. Service YAML ファイルを作成します。以下の例では、このファイルは node-exporter-service.yaml という名前です。

    kind: Service
    apiVersion: v1
    metadata:
      name: node-exporter-service
      namespace: dynamation
      labels:
        servicetype: metrics
    spec:
      ports:
        - name: exmet
          protocol: TCP
          port: 9100
          targetPort: 9100
      type: ClusterIP
      selector:
        monitor: metrics
    • metadata.name は、仮想マシンからのメトリクスを公開するノードエクスポートサービスを定義します。
    • metadata.namespace は、サービスが作成される namespace を定義します。
    • metadata.labels.servicetype は、サービスのラベルを定義します。ServiceMonitor はこのラベルを使用してこのサービスを照会します。
    • spec.ports.name は、ClusterIP サービスでポート 9100 上のメトリクスを公開するポートに付けられる名前を定義します。
    • spec.ports.port は、node-exporter-service がリクエストをリッスンするために使用するターゲットポートを定義します。
    • spec.ports.targetPort は、monitor ラベルが設定されている仮想マシンの TCP ポート番号を定義します。
    • spec.selector.monitor は、仮想マシンの Pod を照合するために使用されるラベルを定義します。この例では、ラベル monitor のある仮想マシンの Pod と、metrics の値がマッチします。
  2. node-exporter サービスを作成します。

    $ oc create -f node-exporter-service.yaml
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